エディタviの使い方

エディタviの操作方法について説明します

viコマンドはテキストファイルの内容を編集する時に使用します。
テキストエディタと呼ばれています。

viコマンドにはコマンドモードと言われるものと入力（インサート）モードと言われるものがあり、
この2つのモードを往復し編集を行います。

コマンドモードでは、ファイルの保存や終了、文字のコピー、削除、検索などの役割を持っており、
入力モードでは文字を入力することができます。

構文
$ vi ファイル名

実行例

　1.ファイル名を指定してviコマンドを実行します
$ vi test1.txt

　2.画面左側一杯に下記の記号が表示されます
　（これはviエディタの編集画面です）

　~
　~
　~
　~

　3.文字を入力します
　「a」を入力するとインサートモードとなり文字が入力できます

　This is a pan.

　試しに上記文章を入力してみましょう

　4.ファイルを保存します
　「escキー」を入力しコマンドモードに移ります
　「wq!」を入力しファイルを保存します

　これで文章を入力したファイルが作成できました

　viコマンドにはいま出てきたコマンド以外にも複数のコマンドが用意されています。
　ここではその一例を下記に紹介します

コマンド	コマンドの意味	使用用途
a	カーソルの右から入力開始する	入力モードに切り替え
i	カーソルの左から入力開始する	入力モードに切り替え
x	カーソルの位置の文字を削除する	文字の削除
dd	カーソルの位置の行を削除する	文字の削除
yy	カーソルの位置の行をコピーする	文字のコピー
p	カーソルの位置にペーストする	文字のペースト
:q!	保存せずに終了	viの終了
:wq!	上書き保存して終了	viの終了